医薬品業界でフリーランサーとして働くことは、極めてエキサイティングな選択肢の1つです。フリーランサーの道を選ぶと、場所や時間に縛られることなく自由に仕事ができ、自らの選択で価値のある様々な経験をすることができます。しかしながら、フリーランスの最も大きな魅力は、その高い収入です。もしあなたのお給料が今の2倍になったとしたら、1年間働いて1年間バケーション、などというワークライフバランスも決して夢ではありません。そういう自由な働き方をしているCRAは、欧米には沢山いるのです。会社員では夢のまた夢のような話が、フリーランサーでは何故可能になるのか?その答えは極めてシンプルです。
「会社の売上の8割は、全従業員の内の2割で生み出している。」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「80対20の法則」といわれている「パレートの法則」の1つです。つまり全体の2割の優秀な社員は、自分の給料の4倍も稼いでいるということです。では、もしこの2割の社員が皆会社を辞めてしまったら、会社は潰れてしまうのでしょうか?答えは「No」です。残った社員がまた「80対20の法則」にしたがって分かれ、2割の優秀な社員が生まれるというのです。あなたがもしこの2割の内の1人だとしたら、フリーランサーという選択肢を検討すべきです。理由は明白ですよね。自分が会社を辞めたら会社はどうなるのか?心配無用、どうにもなりません、今のままです。
CRAとしての2つの市場価値をいうものを考えたことがあるでしょうか?1つは年収として、もう1つは製薬会社とCROの間での取引価格としての観点からです。医薬品業界での年収として年齢の20倍というのが1つの目安になります。例えば年齢30歳で600万もらっていれば、上で述べた2割の優秀な社員である可能性が高いと思います。ところが、もしこの人が製薬会社とCROとの業務委受託契約等で取引された場合、年収の2~3倍程度、つまり1200~1800万が取引価格になります。これは必ずしもCROが儲け過ぎという訳ではなく、CROが会社を維持していく上で必要な価格として算出された数字なのです。上述の「80対20の法則」を考えても、2~3倍が不合理ではないということが分かると思います。このようにフリーランサーとして組織から独立することにより、個人として高い収入が期待できるというのは極めて合理的な話なのです。
フリーランサーとして様々なプロジェクトに参加することにより、国内外の多くの場所に旅をする機会が与えられるでしょう。あるいは、あなたのご自宅の近辺のみの医療機関を受け持つ、地域CRAとして出張なしで働くという選択肢もあります。さらに、1日8時間×週5日のフルタイム労働だけでなく、例えば1日8時間×週3日とか、1日4時間×週5日とかいう働き方も選択可能です。これらの決定権は会社ではなくあなた自身にあるのです。
もちろんフリーランサーの道を選んで良い事ばかり、という訳にはいきません。例えば、会社員であれば会社がやってくれていたことをあなた自身でやらなければならなくなることがあります。税金の支払い(確定申告)、健康保険、年金、オフィスの確保等です。さらに、新しい仕事を探すのも自分の力で行わなければなりません。
フリーランサーの選択肢を検討する際は、これらのメリット、デメリットを十分考慮する必要があります。しかしながら、自らの力で自由に道を切り拓いて行く喜びは何事にも換え難いものです。
フリーランサーの道を選んだ場合、様々な働き方の中からあなたに最もあっているものをあなた自身の判断で選ぶことが出来ます。アンテレグループ合同会社は、あなたがベストな選択をするためのお手伝いやアドバイスをご提供します。
フリーランサーを検討している、あなたからのご連絡をお待ちしております。