ISO9001は、モノ(製品)のグローバル規格として1950年頃よりヨーロッパからグローバルに広まり、その後数回の改訂を経てサービスにも適用されるようになりました。
そして、最新版のISO9001:2015によれば、「ISO9001の考え方を適切かつ有効に適用」することにより得られるものは、次のように言われています。
ある企業が提供するモノ(製品)やサービスを作り出すプロセス全体を適切にマネジメントするということは、その企業の「ビジネス」を「マネジメント」すること、すなわち「経営」そのものなのです。
つまり、「ISO9001の考え方を適切かつ有効に適用」出来ているということは、企業の「経営が適切かつ有効」であるということに他ならないということです。
ある大先輩のベテランISO9001審査員が仰っていました。
「ISO9001がちゃんと出来ている会社はどんな会社でも潰れないのだ!そういう風に世界中の知恵を集めて作られたのがISO9001なのだ!」
特に、以下のようなお悩みを持つ、お客様からのご相談をお待ちしております。
①お金に関することは税理士の経営コンサルタントに教わった。事業計画については、中小企業診断士の経営コンサルタントに教わった。でも未だ会社の業績につながっていない!このまま様子を見ていれば良いのか?!
②経営陣と社員が一丸となって会社の目標に向かって努力するような組織にしたいと考え、色々取り組んできたが、なかなか実現出来ないでいる。やはり、経営陣と社員のギャップを埋めることは不可能なのか?!
③社員の定着率が非常に悪く悩んでいる。給与や福利厚生等の待遇面では競合他社に負けていないはずだが、他に何か問題があるのか?!
④会社の目標として「最高品質のサービス」を掲げ、お客様第一の精神で企業努力をしてきたが、ここ数年の不景気の影響が大きく、売上も利益も右肩下がりになっている。景気の回復を待つだけで良いのか?!
⑤真面目と誠意を誇りとしてこれまで頑張ってきたにもかかわらず、最近社内で不正行為が複数見つかった。会社として早急に原因究明と解決策を講じるべく、様々な取り組みを行ってきたが、結局個人的な責任追及に終始することになってしまった。本当に個人の責任追及だけで良いのか?!
⑥これまでの企業努力により、ここ数年、各部署とも年次目標をほぼほぼ達成し、また、お客様からのクレームもなく、不景気の中、そこそこの業績を維持出来ている。しかし、競合他社の中には、この不景気にもかかわらず右肩上がりで業績を伸ばしているところがある。他社にあり、当社に欠けているものがあるのか?あるとすればそれは何なのか?!